カンパニーポリシー

会社理念

使い捨てのない『ものづくり』と『社会』を実現する

経営⽬的

循環再⽣を理念に、靴のデザインと修繕を通して最⾼の価値と最良の世界を実現する

経営総則

常に、地球資源の保全を経営における意思決定の礎とする
常に、⽣態系保全・動物福祉を経営における意思決定の礎とする
常に、なにが本質的な靴⽣産技術、修繕技術かを追求し続ける 常に、最⾼品質のプロダクトとサービスを提案し続ける
常に、謙虚に、全員経営で、学び続けることで矜持を持つ

実践総則

経営⽬的を実現し続けるため、バリューチェーンを構築するお取引先様やお客様と常に協⼒関係を維持する。その上で、各種⼼得を以下に定める。

法務総則

1.あらゆる企業活動の場⾯において法令遵守を徹底し、良識ある企業活動を⾏う。

2.透明性と公正性、具体的かつ誠意を持って説明責任を果たし、ステークホルダーと接することを基本とする。

3.関連する新しい法律や規制が施⾏された際には、速やかに適応し、社員教育を通じてその内容を全員が理解し実践するよう努⼒する。

会計総則

1.⽇々正確に記載し適正な会計処理を⾏う。

2.⼈的なエラーやミスは起こりうるものとし、不正を発⽣させない仕組みを構築し続けるとともに、各種会計処理基準とプロセスを明確にする。

3.決算および開⽰を、適時且つ正確に⾏い、経営陣、社員ともに適正に共有し、透明性を保持する。

4.各種会計数値は、経営⽬的の達成度と連動させ、経営理念実現への道筋が確認できるよう管理会計を重視する。

企画・マーケティング・設計原則

商品・サービスの企画に際し、市場調査、設計においては以下を原則とする。

特に素材選定においては、従来からの靴や鞄の主要素材であった皮革において以下を原則とする。

動物皮革の使用において、動物福祉において牧場や飼育施設での飼養において、以下の動物福祉が確認できること

1-1. 遺伝子組み換え農作物を飼料とする場合は適正な遵法があること(飼料安全法など)。

1-2. 自由に歩いたり走ったりするスペースがあること、本来の習性通りの行動ができること。

1-3. 子は母親の母乳によって育成されること。

1-4. 糞尿管理など衛生的な環境整備があること。

1-5. 過度な痛み、恐怖、ストレスが与えられないこと。あるいは改善対応が実施されていること。

1-6. その他、日本の農林水産省発出の「アニマルウェルフェアに関する飼養管理指針」、あるいは当該指針以上の高い水準に準拠していること。(https://www.maff.go.jp/j/chikusan/sinko/230726.html)

 2. 再生皮革素材、代替皮革素材などの使用において

2-0. 循環型経済・社会を形成し、廃棄を極少にすることを念頭に、商品の耐久性や、より長期使用が可能な物性を重点的に考慮する。

2-1. 世界全体で靴の大半が埋立て、および焼却により廃棄処分され、温暖化や土地の劣化など複数の環境問題の原因となるため、消費者使用後の動物皮革製商品(ポスト コンシューマー)、或いは商品の生産工程で発生する端材などの動物皮革製商品(プレ コンシューマー)などを再生した素材を積極的に市場調査し、使用する。

2-2. 動物福祉が上記原則のように徹底されていることが確認できない場合、再生素材、或いは代替素材を積極的に市場調査し、使用する。

3. 修理基準設計

新商品の設計においては、修理のしやすさを前提とした企画・設計を行う。

調達総則

1.⾃社施設近隣地域(⾃社施設あるいは⾃社商品/サービス消費地から80km以内)の地場企業からの調達に努める。原則として、全調達額の30%を⽬標値とする。

2.地域経済の振興、所得格差の是正、住み続けられる街づくりの形成に貢献する調達を⾏う。原則として、全調達額の30%を⽬標値とする。

3.多様性・平等性・包摂性を実践する上で、年間調達総額の10%以上を以下の条件に該当する取引先に優先的に発注する。

3-1 ⼥性の主張が反映された経営を実践し、我々の経営理念・総則を共に実現頂ける企業

3-2 LGBTQの主張が反映された経営を実践し、我々の経営理念・総則を共に実現頂ける企業

3-3 障害者の主張が反映された経営を実践し、我々の経営理念・総則を共に実現頂ける企業


加えて、以下の⾏動規範を遵守する取引先からの調達を原則とする。

4.労働基準監督署の定めに反する就労環境でないこと。

5.⼈種や性別、性的指向、国籍、出⾃による差別のないこと。

6.反社会的勢⼒との関わりが⼀切ないこと。

7.地球環境・⽣態系への負荷を可能な限り低減した商品・サービスを提供していること。(第三者認証取得が確認できること)

8.地域・社会の問題解決に対する貢献実績を実証できること。

9.項番7,8に関しては、既存実績がない場合、1年以内での実現と⻑期的な改善計画をコミットしていること。

職場・就労・採⽤原則

1.全社員が⼼⾝ともに健康であり続ける職場環境を保ち、⽇々改善する。

2.採⽤や就労において、差別、偏⾒、ハラスメントと認められることは容認しない。また、それらに該当する⾏為を未然に防⽌するために最善を尽くす。

3.根拠のない主張は容認しない。

4.対話を否定する主張は容認しない。

5.社員からの正式なフィードバック機会を原則、年4回設ける。フィードバック内容が⽣産的かつ具体的な提案である場合は必ず⽣産的かつ具体的な返答を⾏う。

6.法務総則に則った就業関連規則を設置し全社員が把握し遵守できる状態とする。

7.通勤においては環境負荷が低く且つ安全な⽅法を選択する。

8.勤務時においては⾃社、⾃宅、取引先など内外を問わず、施設、設備、備品など、環境負荷を低く且つ安全な職場を維持するようあらゆる点に配慮する

9. 性別・学歴・出自に関わらず、社員の熱意と能力に応じて、技術力・実務力向上のための教育研修を公平に提供する。

内部通報

取締役、役員を含む全ての社員で、上記に違反すると思われる発⾒、⼜は上記に限らず法律に抵触すると思われる発⾒をした場合は、
以下問い合わせ窓⼝にいつでも連絡することができる。通報内容は正当に審査され、また、公益通報をしたことを理由として、通報者やその調査協⼒者に解雇・不利益取扱い(懲戒処分、降格、減給等)をしない。通報者等が不利益な取り扱いを受けたことが判明した場合には、救済・回復の措置を講じる

相談窓⼝:
⽇本司法⽀援センター 法テラス
0570-078374
https://www.houterasu.or.jp/madoguchi_info/faq/faq_2/index.html

主要調達先:株式会社昴 サーパス浅野株式会社 株式会社D-WEST 株式会社テラオカ 株式会社 アールアンドデー ADESSO リズミク 片岡隆芳